とも家事アクション
毎月第3日曜日(家庭の日)からの1週間を
「とも家事アクションウィーク」とし、
毎月のテーマに沿った時短テクニックや
アイデアをご紹介します。

家族と上手に料理をシェア!
AI活用と工程分けで
パートナーの負担を手放すコツをご紹介
【長期休み特別編】
夏休みや冬休み中、家族と過ごせる時間が増えて嬉しい反面、どうしても負担に感じてしまうのが「料理」ですよね。時間が取られてしまうのはもちろん、そもそもの献立を決めるのも一苦労‥。
栄養管理、冷蔵庫の中身、直近のおかず、賞味期限、スーパーで買うべきもの…など料理を担っている方の頭はいつもフル回転です。「長期休み中は3食作るのが本当に大変すぎる!!」という保護者の声もよく耳にします。
今回は長期休み特別編ということで、とあるご家族(古川さんファミリー)が、普段料理を担っているママの負担を減らすべく、パパと子どもたちで「とも家事」に挑戦!記事の前半では買い物から調理、完成まで、リアルなドタバタ体験談をお送りします。
そして後半の「教えて!三木さん」のコーナーでは、古川さんファミリーの惜しかった点なども踏まえて、家事シェア研究家の三木智有さんにアドバイスをいただきます♪
「料理の負担はこう手放せばいいんだ」と思えるような、目から鱗のアドバイスばかり。きっと、あなたの毎日の料理がグっと楽になるはず!ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
【体験談】
ママ不在中、パパと子どもたちだけで
「とも家事(料理)」に挑戦!
今回協力してくれた古川さんファミリーは、パパ、ママ、長女(16)、次女(14)の4人家族です。夏休み中のとある日、いつも晩御飯を作ってくれるママは外出中です。
「温かいご飯でママを出迎えよう!」と意気込むパパがメニューを考えていたところ、「私たちもやりたい!」と子どもたちも参加することに。今回はパパ・長女・次女の3人で「とも家事」に挑戦です!
<まずは献立決めからスタート!!>
まずは献立決めからスタート。子どもたちに何を食べたいか聞いたところ、「中華が食べたい!」との回答が。
「何なら自分たちでも作れそう?」「少し難易度の高いものにも挑戦してみたい‥」などなど子供たちと迷いながら、最終的にはチンジャオロース、炒飯、スープの3つに決定!
メニューが決まったら、ネットで調べた材料のメモを持参し、スーパーに材料を調達しに行きます!
<メモを持参して買い出しへ>
チンジャオロースに使うお肉を選定中。
普段ママと買い物に行っているにも関わらず、「いつもどんなお肉を買っているか」が分からず‥。
とりあえず、チンジャオロースに合いそうだと感じた「大きめのステーキ肉」をチョイスしました。
メモを持参したにも関わらず、食材を選ぶ段階で迷い、スーパーの滞在時間も長くなってしまいました。メモに分量も記載すればよかったです!
<いざ、調理開始!>
材料が買えたら、子どもたちと分担を決めてさっそく調理開始。
話し合いの結果、レシピごとに役割を分けることに。
パパが「チンジャオロース」、長女が「スープ」、次女が「チャーハン」をそれぞれ作ることになりました。
まずは子どもたちから。
手際よく調理を進める子どもたち。
普段ママのお手伝いをしていることもあり、とってもスムーズに作ってくれました。
無事チャーハンとスープが完成です!美味しそうです。
そしていよいよパパの番。
材料を切る前に手順をもう一度見直し、先に合わせ調味料を作っておきます。
お肉やピーマンなどの材料を細切りにしていきます。
どのくらいの細さが良いのか塩梅が不安になりながらも、なんとか切り終えました。
この時点ですでに20分が経過していることに焦りを感じます(汗)
次は切った材料を炒めていきます。
レシピには「油は適量」と手順に記載されていますが、我が家の複数ある油の中からどの油をどのくらい使えば良いのかが分からず‥。
再び不安になりながらも炒め調理をし、なんとかチンジャオロースが完成しました!
<ママが帰宅し、家族みんなでいただきます!>
家族みんなで美味しくいただきました。
それぞれ作った感想を伝えあう、楽しい夕食のひとときでした!
<【感想】パパ、作ってみてどうだった?>
今回はママが不在だったので、子どもたちとメニュー決めから買い物、調理・片付けまで挑戦。もちろん家族で美味しくいただけたのはよかったものの、いくつか反省点もありました。
・買い物リストに予算や分量を記載しておらず、分量&予算オーバーに
買い物リストを持参してスーパーに行ったものの、分量までは把握しておらず、使いたいものを使いたいだけ購入。その結果、我が家は4人家族なのに家族の分量以上の量が出来上がっていました(汗)
そしてチンジャオロースのお肉は、「牛こま切れ肉」にすればよかったところ、ステーキ肉を購入。合計金額は少し足せば皆で外食ができるくらいの金額となってしまい‥。1回の夕食にここまでお金をかけてしまったことに申し訳ない気持ちになりました。
・料理は台所に立つ前の「献立決め」から始まっている
最初の献立決めでは、数ある選択肢の中から「これならできそう!」と思うものをチョイス。食べたいものだけじゃなく、「何ならできそうか?」「冷蔵庫の残りは?」「ママの好き嫌いは?」「予算は?」など考えることがたくさんありました。料理は台所に立つ前から始まっていたんだと気づかされました。
これまでは何を食べたいか聞かれたとき、「何でもいいよ!」と答えていたけれど、あいまいな答えは良くないんだなと、作る側になってやっと気づきました‥。
料理は献立決め・買い物・片付けを含むことで完成されるものなんですね。毎日料理をしてくれているママに、改めて感謝です。いつもありがとう!
今回は長期休み特別編ということで、古川さんファミリーに「とも家事」に挑戦していただきました!とってもステキでリアルな体験談でした。
普段料理をしてくれているママが不在だったこともあり、メニュー決めから買い出し、調理など、さまざまな場面で「惜しいポイント」がいくつかありましたね。
では、どうすればチームで料理をスムーズに進めていけるのでしょうか?ここからは体験談をもとに、家事シェア研究家の三木さんからアドバイスをいただきます!
「献立決め」にはAI活用がおすすめ!レシピを考えるベストパートナーとして活用しよう
古川さんファミリーでは、献立決めから迷ったみたいですね。「これなら自分たちでもできそう」とのことでチンジャオロースや炒飯を選んだようですが、メニューを決める際におすすめの方法はありますか?教えて、三木さん!
古川さんファミリーが迷ったように、メニュー決めは簡単そうに見えて、考えることがものすごくたくさんあるんですよね。たとえば…
・冷蔵庫の残りものは何があった?賞味期限が近い食材はなんだっけ?
・直近でお肉を食べたからお魚が良いかな?
・家族の好き嫌いも考慮しないと‥
・今日の買い出しの予算はどのくらい?
・お迎えまで時間がないから30分で作れるものが良い‥
などなど、料理を担う方たちの頭は常にフル回転。いろんなことを包括的に考えた上で、献立を決めているんです。
これは毎日料理をしている方じゃないと、なかなか身に付かない「プロフェッショナルな感覚」。ここを家族とシェアするのはなかなか難しいので、献立決めにはChatGPTなどのAIに頼ることをおすすめしています!
自分のこだわりの条件を先に入力しておけば、希望に合わせたメニューをたった3秒で出してくれます。
また学習機能もあるので、しばらく使っていると自分の「節約志向」や「好み」を分析して、ドンピシャなメニューを提案してくれるようになりますよ!
古川さんファミリ―のケースなら、以下のような文章をAIに送ってみると、簡単に早く作れるメニューを提案してくれます。
使えば使うほど自分好みに学習してくれるので、レシピのシェアパートナーとしてAIはぴったりなんです。
私もレシピを考えるときはAIを使っています!でも、たまにAIが出してきたメニューが「今日は気分じゃないな」ってときもありますよね。
気に入らないときは条件を変えて(今日は和食がいい、冷蔵庫にあるきのこを使いたいなど)再度AIに聞いてみましょう。
AIの良いところは、気に入らないときに何度も「それは嫌」と言えることです。文句も言わないので、ワガママ言い放題です!(笑)
たしかに、AIなら気を遣うことなく、納得がいくまでレシピ案を出してもらえますね!
あと、AIはレシピに沿った「買い物リスト」も出してくれるので、買い忘れも防げますよね。
その通り!予算も含めて買い物リストを提示してくれるので、古川さんファミリーのように、「間違えてステーキ肉を買っちゃった」「予算オーバーしちゃった」といったことも防げるはずです。
家事には「考える部分」と「実行する部分」の2つの側面がありますが、中でも料理はこの「考える部分」のウェイトが特に大きいのが特徴です。
AIを使えば、この大変な「考える部分」の作業を手放すことができるんです。日々の献立決めが、グっとラクになるはずです!
手を動かす部分は「大きく工程別に分けて」シェアしよう!
ここまで、料理における「考える部分(献立決め)」をAIとシェアする方法を教えていただきました!次は、実際の買い出しや料理、皿洗いなど実際に「手を動かす部分」での家族とのシェア方法を教えてください。古川さんファミリーでは、レシピ別に役割分担をしていましたね。
「手を動かす部分」に関しては、「工程を細かく分けるのではなく『料理はママが担当、皿洗いはパパが担当』のように大きく分けてシェアする」という方法をおすすめしています。
「野菜を切るのはママ」「炒めるのはパパ」「盛り付けるのはママ」といったように工程を細かく分けすぎてしまうと、逆に手間がかかってしまったり手持ち無沙汰な時間ができたり‥。結局一人でやったほうが早かったなと感じるなんてことも、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
それならママでもパパでも料理に慣れている方が調理を担当して、料理をしなかった方が皿洗いをする、といったように、工程別に大きく分けるやり方がシンプルでやりやすいことが多いです。
ちなみに僕の家庭では、僕が料理をつくった場合は妻が皿洗いをしてくれます。食後は家事を手放せるから、全部自分でやるよりずっと気楽なんです。
家事シェアをする場合、「どうやって人にやらせるか?」を基準に考えがちですが、「どうしたら自分がラクになれるか」を基準に考えると、シンプルで楽な方法が見つかると思いますよ!
三木さん、ありがとうございます!
「どうやったら自分がラクになるか」を基準に考えると、おのずと自分たちの家庭にあったシェア方法が見つかりそうですね。
考える部分はAIに頼り、手を動かす部分は大きく分けて家族とシェアしよう!
古川さんファミリーの感想にもあったように、料理は献立決め・買い物・片付けすべてを含んで完成されるもの。
全部ひとりでやるのはかなり荷が重いですが、料理に慣れていない他の家族に頼む方が手間がかかるという場合もありますよね。
今回は「考える部分(献立決め)」はAIに頼り、そして「手を動かす部分」は「料理」「皿洗い」「片づけ」といったように大きく分けて家族とシェアすることで、日々の料理への負担がグっとラクになることを教えていただきました。
まずは挑戦しやすいところから、試してみてくださいね!
三木さんのアドバイスを踏まえて、体験談を寄せてくれた古川さんファミリーからコメント
最後に、今回の「教えて、三木さん」を踏まえて、今回体験談を寄せてくれた古川ファミリーに感想をいただきました。
ご近所からのおすそ分けが日常的に届く古川家。先日も米袋に入った大量のじゃがいもが玄関先に届きました。食材使い切りレシピなど、ぜひAIを参考にしたいと思います!
また、我が家では食べた後の家事負担を減らしたいと考え、サブスクで「食器洗浄機」を導入しました。
「洗浄機に入れるだけならできる!」と、パパも娘たちも進んで行ってくれるだけじゃなく、節水効果も体感できてメリットがたくさん。
三木さんが教えてくれた「大きく工程別に分けたシェア」に「便利家電」も巻き込んで、家族の笑顔を増やせたら良いなと思います。
また、実は前回の「掃除」体験記に刺激を受けて、自宅のキッチン改造計画を進めているんです。最近も収納棚をDIYしました。
今回の私たちの体験談も、誰かの「とも家事」のきっかけになったら嬉しいです!

